木について

木材に関しての分類です。木材の説明に関する記事にはこちらをお使いください。

木について

三方留継ぎ〜木工のディテール②

360°隙の無いツギ 箱型の角部分で、表側のどの方向にも斜めに対称な継ぎ目を見せる「三方留継ぎ」。 角の継ぎ目としては、最も外観に気を配った隙の無い継ぎ方と言える。
木について

接合の種類・接着

接着 接着の意義 木材を接合するには、釘、ボルト、ほぞ、ダボなど多くの手法がありますが、接着はこれらの接合とは異なり、複数の木材を完全に一体化することが可能です。その接合力は極めて強く、木材は接着によってはじめて形状寸法の制限から解き放され...
木について

板目と柾目〜板材の表情

木取り 丸太を板材として製材する場合、その挽き方によって木の表情は全く違う物になります。この丸太から板材を切り出す際のその挽き方を『木取り』と言います。 板材の木取りの方法には、大別して板目いためと柾目まさめがあります。 板目 板目は年輪に...
木について

木材の種類〜特徴と用途Ⅱ 広葉樹編①

広葉樹 黒檀 コクタン エボニー 比重収縮性強度加工性塗装性0.85~0.98中大悪い良い 用途唐木細工・楽器・家具・柄など装飾用材ブランドその他最高級材 紫檀 シタン 比重収縮性強度加工性塗装性0.85~1.09小大悪い良い 用途唐木細工...
木について

木材の種類〜特徴と用途Ⅰ 針葉樹編

針葉樹 杉 スギ 比重収縮性強度加工性塗装性0.38小小良い普通 用途建築材・箸・天井材ブランド秋田杉・春日杉・日光杉・吉野杉その他 檜 ヒノキ 比重収縮性強度加工性塗装性0.41小中良い良い 用途建築材・曲物・彫刻・社寺建築ブランド木曾檜...
木について

角丸(すみまる)〜木工のディテール①

内側を丸く抜く コーナーを曲線的に切り出す工作を「角丸すみまる」と呼ぶ。 角の外側を丸くするには削ればいいが、角の内側を丸くするには、最初から角丸用に残さなくてはならない。 手間の掛かる工作になるが、滑らかに仕上げた曲線は硬質ながら温もりが...
木について

木材のくるい

くるいの原因 木材は乾くと縮み、水分を吸収すると膨らみます。用材として使う場合、含まれる水分は12~15%が適切と言われるため、伐採後に乾燥させます。 この乾燥が十分でない場合に、『反り』などくるいのトラブルが起こります。 くるいの法則性 ...
木について

多種多様な木工製品の仕上げ〜塗装・木目・着色

塗装無しの仕上げ ナラ 、タモ、ブナ、ヒノキ ・ マツなど、白い材の持ち味を楽しみたい場合の仕上げ。手垢などの汚れを防ぎ、長く美しさを保ちます。手入れも不要となります。 木地仕上げ(生地仕上げ)カンナにて仕上げ。なにも塗らない、そのままの木...