折笠ランプシェードを作りました

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折笠ランプシェードとは

一般的には蛇腹状のシェードのことですが、折り紙のように折って形づくられたシェードを、折笠と呼びます。
布・紙を用いることが多いシェードです。

基本の折笠の作り方

①好きな和紙や布に裏打ちします。
この時の裏打ちは、紙だったりスパンのシートだったりセロハンのシートだったりするのですが、それは貼るものによって接着率や貼った後の光の透過率のお好みによって決めていきます。

②裏打ちした物を先日お話した機械に通します。

すると山折り谷折りされた物が出てきます。
機械で楽な思いをさせてもらえるのはここだけ。
後は地道な手作業が続きます。

③山折り谷折りの折れ線に沿って両手の指で手繰り寄せ、それを手の腹で押さえながらギュッとまとめます。
このまま輪ゴムでとめてしばらくおきます。

④しっかり折れ線の跡が付いたらゆっくり広げて両端をきれいに切り落とします。
切った両端をボンドで接着して輪にします。
ここでもまたギュッとすぼめて輪ゴムでまとめてしばらくおきます。

⑤内笠シェード(この作り方はまたいずれ)に折笠シェードをすっぽりはめて、ボンドで接着すれば完成です。

ギャラリー

和紙シリーズ

和紙を染色する工房で一枚一枚染めてもらった落水紙という和紙で製作いたしました。
それぞれ絶妙な色合いで柔らかな灯りが生まれました。

ペンダント 
スタンド
スタンド
スタンド
こちらも落水紙をグラデーションに染めてもらいました。素敵な雰囲気です。
創作和紙を折りました。灯りを点けるとより存在感が増します。

布シリーズ

写真では大きく見えますが、高さ250ミリくらいの卓上サイズです。
山折りを何ヵ所か寄せるとこのようなエレガントな表情になります。