折紙ランプシェードを作りました

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お客様よりご依頼を受けて折紙ランプシェードを作製いたしました。

同じ折り方でもこんなに違います

今回は和紙とワーロンシートの2種類をご提案させていただきました。
和紙の方にはケント紙を貼りました。
ワーロンシートはそのまま使用しています。

伝統的な小川和紙
厚さ0.2mmのワーロンシート


和紙

上の3つは同じものなのですが部屋の電気を点けたり消したりしますとこのように違う雰囲気をお楽しみいただけると思います。折り方は、折紙ライトでは一般的なダイヤ折りです。

ワーロンシート

こちらも同じダイヤ折りです。
和紙とワーロンシートでは透過率も違いますので、同じ折り方、同じ電球でもこんなに趣が変わります。

和紙

お客様がストレートな形をご希望でしたので、このようなデザインもご提案させていただきました。

ワーロンシート

基本の折り方色々

先程から時々出てきていた『ダイヤ折り』。ご存じの方も多いとは思いますが、少しご説明させていただきます。

こちらが基本の『ダイヤ折り』です。
赤く線を書いた部分がダイヤになっているからそう呼ぶのだと思います。このダイヤの角度や長さを変えて色々なデザインにすることが出来ます。

こちらは『直角折り』です。
赤く印をつけた部分を直角に折るのが基本形な事からそう呼ばれているのだと思います。そうは言いながらもその部分をもっと鋭角にしたり逆に鈍角にしたり、ダイヤ折り同様色々なアレンジが出来ます。

他にも『三角折り』というものもあります。

下の写真は私の折笠の先生の作品です。
こちらは直角折りと三角折りを駆使して折られています。
作られてから何年もたっていますが変わらずに美しいままの姿に感服いたします。